銭も細部までしっかり確認しておく

裏側に波模様があるような古銭をお持ちではないでしょうか。古銭ガチャンがおもちゃコレクターから注目されるようになり、今や古銭買取店を利用してみる若い方もいるほどに、古銭を目にする機会が増えています。四文銭とよばれるのは、文久永寶という幕末に流通していた銅古銭です。1863年から1867年に流通していたようです。また、古寛永を選別する際にポイントとなるのは、その文字です。例えば、古寛永通宝の寛という文字、見という部分の下部分がスになっている銭ならば1626年からの古銭の可能性があります。新寛永の場合には、見という部分の下部分がハになっている銭が紛れ込んでいます。このように古銭は細部まで確認してみれば、ちょっと違和感のある書体である銭が発見されることがあります。以前発見したのは、通の字のしんにょうの曲がり角が鉤爪状のものでした。調べてみれば、1728年から流通していた古銭でしたが、希少価値はさほどない、こうした鑑定士の査定内容でした。